hoot講座 XMLリスト作成編  〜各種XMLリスト作成手順〜 



■0.最初に

 ・hootはサウンドファイル「mdx」「pmd」と、いくつかのメジャーなサウンドエミュレータ用ファイル「kss」「nsf」「gbs」「hes」「spc」
  の再生にも対応しています。「mdx」「kss」「nsf」「gbs」「hes」「spc」は、hootにドラッグ&ドロップすれば直接再生することができます。
  しかし、その事実があまり知られていないので、ここでは使い方と各種XMLリストの作り方を解説したいと思います。

 ・hootの本質から外れるので「kss」「nsf」「gbs」「hes」「spc」についての詳しい説明は割愛します。


■1.注意事項

 ・本ページの内容についてオフィシャルページや作者様に問い合わせしないようお願いします。
  また、イメージファイルに関する掲示板やメールでの問い合わせは、すみませんが無視します。
  お約束事項ですが、ご理解の程よろしくお願いいたします。


■2.KSSファイルリストの作り方

 ・まずは下記のXMLをご覧ください。これは英雄伝説のXMLリストですが、このようにXMLファイルに
  記述するとkssファイルを鳴らすことができます。一項目ずつ順に解説していきたいと思います。



      (1)名前です。ゲームのタイトルを記述します。
      (2)ドライバ定義です。使用するドライバを記述します。
      (3)PSGの音量です。valueに16進数(0xが付くと16進数を意味する)で値を記述します。
      (4)FM-PACの音量です。valueに16進数で値を記述します。
      (5)FM-UNITの音量です。valueに16進数で値を記述します。
      (6)アーカイブ(zip)ファイル名です。拡張子の.zipを除いたファイル名を記述します。
      (7)kssファイル名です。zipファイルの中身のROMファイル名をフルネームで記述します。
      (8)曲タイトルです。codeに対応した曲名を記述します。codeはkssファイルをhootにドラッグ&ドロップすれば判ります。


■3.GBSファイルリストの作り方

 ・まずは下記のXMLをご覧ください。これはスーパーマリオランドのXMLリストですが、このように
  記述するとgbsァイルを鳴らすことができます。一項目ずつ順に解説していきたいと思います。



      (1)名前です。ゲームのタイトルを記述します。
      (2)ドライバ定義です。使用するドライバを記述します。
      (3)アーカイブ(zip)ファイル名です。拡張子の.zipを除いたファイル名を記述します。
      (4)gbsファイル名です。zipファイルの中身のROMファイル名をフルネームで記述します。
      (5)曲タイトルです。codeに対応した曲名を記述します。codeはkssファイルをhootにドラッグ&ドロップすれば判ります。


■4.NSFファイルリストの作り方

 ・まずは下記のXMLをご覧ください。これはザナックのXMLリストですが、このように記述すると
  nsfファイルを鳴らすことができます。一項目ずつ順に解説していきたいと思います。



      (1)名前です。ゲームのタイトルを記述します。
      (2)ドライバ定義です。使用するドライバを記述します。
      (3)アーカイブ(zip)ファイル名です。拡張子の.zipを除いたファイル名を記述します。
      (4)nsfファイル名です。zipファイルの中身のROMファイル名をフルネームで記述します。
      (5)曲タイトルです。codeに対応した曲名を記述します。codeはnsfファイルをhootにドラッグ&ドロップすれば判ります。


■5.HESファイルリストの作り方

 ・まずは下記のXMLをご覧ください。これはTHE 功夫のXMLリストですが、このように記述すると
  hesファイルを鳴らすことができます。一項目ずつ順に解説していきたいと思います。



      (1)名前です。ゲームのタイトルを記述します。
      (2)ドライバ定義です。使用するドライバを記述します。
      (3)アーカイブ(zip)ファイル名です。拡張子の.zipを除いたファイル名を記述します。
      (4)hesファイル名です。zipファイルの中身のROMファイル名をフルネームで記述します。
      (5)曲タイトルです。codeに対応した曲名を記述します。codeはhesファイルをhootにドラッグ&ドロップすれば判ります。


■6.SPCファイルリストの作り方

 ・まずは下記のXMLをご覧ください。これはアクトレイザーのXMLリストですが、このように記述すると
  spcファイルを鳴らすことができます。一項目ずつ順に解説していきたいと思います。

 ・なお、再生には別途「SNESAPU.DLL」が必要です。(入手先:http://www.ssdlabo.jp/win/spcplay/default.php
  hootと同じフォルダーに入れておきます。



      (1)名前です。ゲームのタイトルを記述します。
      (2)ドライバ定義です。使用するドライバを記述します。
      (3)アーカイブ(zip)ファイル名です。拡張子の.zipを除いたファイル名を記述します。
      (4)spcファイル名です。zipファイルの中身のROMファイル名をフルネームで記述します。
      (5)曲タイトルです。codeに対応した曲名を記述します。codeはhesファイルをhootにドラッグ&ドロップすれば判ります。


hoot講座 XMLリスト作成編 終わり


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